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Toshi Yoroizuka 新年デザートライブ 2018!超濃厚な「ピスタチオ蕎麦」が絶品でした

2018-01-08

こんにちは。フードエディターのよしもとこゆきです。
最近はWordPressを使用したお仕事が増えてきたので、自分のウェブサイトもWordPressで組み直してみました。
せっかくなのでブログもはじめてみよう!と、一回目の記事です。
果たして続くかどうか…おすすめの飲食店を聞かれることが多いので、おいしいお店の情報など書いていけたらいいなぁと思っています。

ということで、一回目のブログは大好きな有名パティスリーの新春イベントの様子をお送りします!

Toshi Yoroizuka 新年デザートライブ 2018に行ってきた!

言わずと知れた、有名パティシエで「Toshi Yoroizuka」のオーナーシェフでもある鎧塚俊彦さん。
まだ不二家の味しか知らなかった大学生の頃(不二家は今でも大好きです!)、Toshi Yoroizukaのケーキを食べて雷に打たれ、今ではどっぷりスイーツ好きになってしまった私。
Toshi Yoroizukaのスイーツは、私にとってなくてはならない存在なのです。

そんなToshi Yoroizukaで、新年限定の激レアイベントが開催されているのはご存知でしょうか?
東京ミッドタウン店や昨年できた京橋エドグラン店の名物にもなっているのは、目の前で作り上げるカウンターデザート。
たまに鎧塚さん本人がカウンターに立つこともあり、予約必須の人気ぶりとなっています。

実はこのカウンターデザートの超スペシャルイベントが、毎年新年限定で開催されているのです。
その内容は、鎧塚さん本人がスイーツだけでなく料理まで目の前で作り上げるスペシャルフルコース!
今年は1月2~5日、1日2回限定でミッドタウン店にて開催されました。
ここでしか味わえないフルコースなので、毎年予約は激戦となる人気のイベントです。
クリスマスにToshi Yoroizukaにケーキを買いに行った際、運良く最後のひと枠が残っていたので予約できました。毎年12月頃に公式HPで告知されますので、チェックしてみてください。

今年のデザートライブのテーマは「和」!

イベント中は通常運営はせず、予約客のみ入店可能。
以前聞いた話ですと、このイベントにはこんな裏話が。
東京ミッドタウンのテナントは1月1日を除き年中無休。スタッフたちを実家に返してあげたい…そう考えた鎧塚さんが、
お正月からの数日間は自分主体のイベントを開催することで、なるべく多くのスタッフにお休みをあげようと始められたイベントだとか。

入店してみると、なんと席は鎧塚さんの作業スペースの真ん前!

世界トップレベルのパティシエの技を間近で見ることができるなんて、なんて贅沢なひとときなのでしょうか…。
写真の掲載許可もいただいたので、カッコイイお姿を遠慮せずじゃんじゃん撮影してしまいました。
テレビやSNSでの印象そのままで、やわらかな関西弁でフレンドリーにお話してくれる鎧塚さん。

「今年でこのイベントも10回目となりました。毎年何かしらテーマを持ってやっているのですが…いつかはトリュフ尽くしなんて年もありましたね。今年のテーマは『和』です」

トリュフ尽くし!それも非常~に興味がありますが、今年のテーマは和。
洋菓子のスペシャリストである鎧塚さんが、和と洋をどのように融合させるのかとても楽しみです。

お品書き(サイン入り!)と、おてもと。この時点で和を感じさせますね。
一品目は、十勝のモッツァレラを使った前菜。

十勝モッツァレラと富山フルティカ和風カプレーゼ

紫蘇香る和風だしのジュレがキラキラと美しい一品目。
鎧塚さんが惚れ込んだという十勝モッツァレラ、たしかにとってもおいしい!
乳の味わいが濃厚で、フルーティな富山フルティカとの相性がバツグンです。
洋の食材をだしのジュレが包み込み、見事に和の前菜に昇華しています。

ちなみにこちらのイベントは、赤白ワイン・赤白ぶどうジュースが飲み放題。
ワインにもお詳しい鎧塚さんセレクトのワインとともにお料理を楽しむことができます。

二品目は、季節の天麩羅5種。
パティスリーで天麩羅だなんて!

蓮根の天麩羅

本当に、アツアツ揚げたての天麩羅が出てきましたよ!
サクサクで軽やか、本格的な仕上がりです。
昨年Toshi yoroizukaに入社されたスタッフさんに、和食の職人をされていた方がいるとか。

「ちょうど蕎麦を勉強したいと思っていたので、よし、ケーキを教えるかわりに蕎麦や天麩羅を教えてくれ、と入社させました。本当に蕎麦や天麩羅を教えてもらっていますよ。ケーキはまだ教えていません(笑)」

と鎧塚さん。今回のイベントも、そのスタッフさんが大いに活躍されているそうです。

ふきのとうの天麩羅

そしてこの天麩羅の醍醐味は、添えられた「カカオ塩」!
エクアドルの自社農園「ヨロイズカ カカオ ファーム」産のカカオを使用したオリジナルの塩です。

「このカカオ塩が評判が良いんですよ…通信販売しようかな(笑)」と鎧塚さんがおっしゃっていましたが、
たしかにこのカカオ塩、ひとつ購入したい!と思ったほど心ときめくアイテムでした。
カカオの香ばしさ、そしてほんのりとした酸味が初春の野菜たちによく合います。

帆立の天麩羅

帆立の天麩羅は中にマスカルポーネが仕込まれ、外側はジャガイモでガレットのようにカリッと覆われています。
専門店顔負けの手の込んだ一品。こちらもカカオ塩でいただきました。

海老のナッツ揚げ(エビ・ペイザンヌ)

そしてこちら!もう、揚げているのを見ながら「あー!シュー・ペイザンヌ!」と興奮してしまいました。
Toshi Yoroizukaの人気定番商品であるシュー・ペイザンヌさながら、
ピスタチオやアーモンド、ノワゼットをたっぷりまとった海老の天麩羅!
これこそ、ここでしか食べられない貴重な一品です。鎧塚さんは「エビ・ペイザンヌ」と呼ばれていました。笑
ナッツが香ばしく、もちろん美味でした!
天麩羅にはもう一品、銀杏が含まれていたのですが…揚げたてを鎧塚さんに手渡されて、写真を撮っている場合ではありません。パクッと消えてしまいました。笑

そして次の品は…まさかの蕎麦!
先述した和食出身のスタッフさんのもと、蕎麦打ち修行をされた鎧塚さん渾身の一品です。

鎧塚さんが自ら茹で上げます。手元をよく見ると…ん、ピンク色??

ピスタチオだれ更科蕎麦

なんと、キュートなピンク色の蕎麦が登場!
こちらは、フリーズドライした苺の粉末を練り込んだ蕎麦だとか。
また、通常の蕎麦粉だと苺の香りとぶつかってしまうので、より香りの上品な更科粉を使用しているそうです。

なぜ苺の香りの蕎麦にしたかというと…このたれのため!

特製ピスタチオだれ

淡いグリーンが美しい、ピスタチオだれ!
ピスタチオは、Toshi Yoroizukaのスペシャリテである「ジャン・ピエール」や「クレーム・ピスターシュ」にも使われている象徴的な食材。
信州蕎麦のくるみだれをヒントに作ったというこちらも、このイベントでしか味わえない貴重なもの。
はてさて、お味のほどは…?

うーーーーん、おいしい!
濃厚なピスタチオの香りと、そばつゆの塩気、そして苺の酸味が一体となり、たまらないおいしさです。
ピンク色の蕎麦にグリーンのたれがからみ、見た目も美しい。

余ったたれは、鎧塚さんが蕎麦湯で割ってくれるので余すことなく味わえます。
いや~ほんとにこのたれ、好きです。香ばしくて濃厚で、贅沢な味わい!
「これも通販で売ろうかな(笑)」と冗談めかしていた鎧塚さんですが、発売を熱望します!

そして次は、いよいよ鎧塚さんの専門領域・スイーツのお時間です。

エクアドルショコラ冷菓 クプアスソース

こちらも、エクアドル農園のカカオが使われたショコラのデザート。
ひんやりトロリとした香り高いショコラの下には、「クプアス」という果実のソースが隠れています。(食べるのに夢中で写真を撮り損ねました…)
クプアスとは、南米が原産で現地では「神の果物」と呼ばれているそう。アサイーに匹敵する高い栄養価を持つと言われています。
クプアスの青く爽やかな香りが、芳醇なショコラとマッチ。食べたことのない、新鮮な感動を覚えました。

爽やかなデザートのおかげで、口はすっかりスイーツモードに。
目の前でカスタードクリームやオレンジソースの仕込みが進められ、辺りはあっという間に甘い香りでいっぱいです。
ワインもおかわりしてすっかりいい気分になったころ、照明が落とされます。

イッツ・ア・ショータイム!

わーい!フランベも目の前の特等席で堪能!
砂かぶり席ならぬ、火かぶり席に大興奮。
オレンジの皮に炎が渡り、フレッシュなほろ苦い香りが広がります。

龍昇クレープシュゼット

オレンジのほろ苦い香り、そしてキャラメルの香ばしさが絶妙なクレープシュゼットです。
もっちりと厚めの生地でボリューム満点ですが、添えられたパイナップルのキュンとする酸味がアクセントになり、ペロリと平らげてしまいました。はー、幸せ。

そして最後の一品は、新年デザートライブ恒例のこちら!

焼き立てのガレット・デ・ロアです!
目の前のオーブンから取り出されたホカホカのガレットに、客席は大興奮。

フランスの新年に欠かせない、伝統菓子であるガレット・デ・ロワ。
中にはひとつのフェーブ(陶器の飾り)が仕込まれ、当たった人にはその年に幸運が訪れるとか。

そしてなんと、そのフェーブ、同行のお友達に当たりました!

ちらっとフェーブが見えてるの、お分かりでしょうか?
ちなみにガレットのピースは「昨年いいことがあった人」が一番に選べることになっているので、一番に選びたい人は幸せな一年を送って臨みましょう。笑

こちらが入っていたフェーブ。当たった人には、焼き菓子の詰め合わせがプレゼントされます。

サックサクのパイ生地に、ホカホカのアーモンド生地。焼き立てのガレットでしか味わえない、ほわ~んと幸せになれるおいしさです!
バターの豊かな香りが、「いい一年になりそうだなぁ」という気持ちにさせてくれますね。

Toshi Yoroizuka 新年デザートライブで大満足な一年の幕開けを!

お土産の「熊本とエクアドルの和」。栗入りのショコラ・ケイクです。

以上で、大満足のスペシャルフルコースは終了。鎧塚さんは参加者ひとりひとりと記念撮影をしながら、最後まであたたかくおもてなししてくださいました。
価格はひとり8,500円と高く感じるかもしれませんが、鎧塚さんのパフォーマンスと特別な料理、スイーツ、ドリンク、お土産が込みだと考えると破格のお値段です。価格にも内容にも、鎧塚さんのサービス精神が感じられてなりません。
ここでしか味わえない鎧塚さんのお料理とスイーツのおかげで、素敵な一年の幕開けとなりました。
興味を持たれた方は、ぜひ年末の告知をチェックして予約にチャレンジしてみてくださいね!

Toshi Yoroizuka公式サイト

文・写真:よしもとこゆき